ソラの上でも呑んだくれ

JMBステータス取得の記録

想像以上にボロボロだったMH便

 先日、夏休みに搭乗するマレーシア航空運航便が運休、振替になったという記事を書きました。

cts.hateblo.jp

 マレーシア航空は遅延や欠航が常態化している印象を持っているのですが、実際のところがどうか、搭乗予定便の遅延・欠航率をFlightradar24で調べてみました。Basic会員だと7日前までのところSilver会員なら90日前まで遡ることができます。

Flightradar24会員による違い 

 結果は以下のとおり。赤がJAL便、青がマレーシア航空便です。

 左から0点、1点、2点、3点、3点を減点してratingを計算(270-減点)*100/270

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 いや、マレーシア航空ここまでボロボロとは・・・

 NoOpt(No Operated)は先日のようにあらかじめ運休が決まったことを意味し、Canceledは直前の欠航、これは1-2便なので許容範囲か。この期間内にはバリ島の火山噴火もあり、ちょっとマレーシア航空には不利な条件下での調査であることは否めないのですが・・・

 問題は30分以上の遅延がかなり高い確率(約15%)で発生していること。マレーシア航空運航便のうち、LEG30は乗り継ぎ時間が90分しかなく、1時間遅延すると失敗の可能性大。この日はFlightradarで運航状況を確認しつつ、早めに空港へ行き、有償でも早い便への振替も考慮しなければならなそう。他3便は12時間以上の余裕があるので欠航にさえならなければ大丈夫か。

 一方のJALはさすがというしかない。新千歳-成田及び成田-クアラルンプールは圧巻の満点。滑走路が1本かつ軍民共用空港である那覇線は、先日の台風の影響もあり定時運航率は悪目ですが、30分以上の遅延となるとさほどではなく、これが高いマレーシア航空よりも安定感があります。天候要因や空港混雑はそもそも航空会社の責じゃないしね。

 (マレーシア航空の名誉と)比較のために、JALとほぼ同一時間帯に運航するNRT-KUL線も調べてみた(最下段の2つ)のですが、マレーシア国内線よりはマシながらもやはりJALには到底及ばず。

 マレーシア航空は価格面からビジネスクラスでのFOP積算が人気ですが、クアラルンプールで乗り継ぎがある場合は余裕を持つべきでしょう。4 travelやtripadvisorの口コミを見ると、受託手荷物も乗り継ぎ1時間未満ではまず届かないようなので、今回は全て機内持ち込みにする予定です。

www.itraveller.asia 

 その点LEG30は余裕のない事になっていますが、JALウェブサイトでは、この便しか選択できなかったのです。このあたり改善してくれると嬉しいのですが・・・ないか。