CTS-KIX-OKA特便21の価格について
お世話になっているdouminmileさんの記事で、昨年より関西線が高くなっているのでは、という考察がありました。
幸い、JALウェブサイトで過去の運賃をプレスリリースから確認することができます。そこで、6月下旬の新千歳-関西線、関西-沖縄線について調べてみました。
・新千歳(CTS)-関西(KIX)
2017年
2018年
・関西(KIX)-沖縄(OKA)
2017年
2018年
こうして昨年と今年を見比べると、混雑する便はより高く、そうではない便はより安く設定されていることが分かります。売上を最大にするにはこれが良いとのJALの判断なのでしょう。
また、新千歳、沖縄とも、関西発は午前が高く午後が安い設定です。想像するに、この路線はビジネス客より観光客が多く、少しでも観光先で時間を取りたい乗客が多いためではないでしょうか。これは、旅行先で時間を取れ、かつ安く移動できるという点で、北海道や沖縄に居を構える人には非常に有利です。
私は北海道在住歴がそろそろ実家の関西を超えそうですが、元道外民として北海道民を見ていると、極端な東京志向で、中部以西はあまり興味を持っている人が少ないな、と感じることが多いです。関西には京都奈良というキラーコンテンツがあるので、この両都市は修学旅行で行った人はそれなりに居ますが、それ以外では東京くらいしか・・・という人が多い印象。そのあたりも、この価格設定に反映されているのでしょうね。
さて、あと半日後に・・・